猫もぞれぞれ・・・その２

今から丁度３年前のこと・・・散歩道に可愛い三毛猫が現れるようになりました。
三毛猫がいる辺りで、外猫にご飯を与えている人に聞いてみたら・・・どうも
この辺で生まれたのか、迷い込んだのか・・・野良猫みたいです。
どうも可愛くて仕方がないので、カリカリを与え馴れさせたのですが、あまり
頭のよい子ではないので、中々覚えてくれませんでした(w)

ただ、流石に暫く会っているうちに・・・少しずつ覚えてきた様子で・・・
『おいで！！』って云ったら、少しずつ着いて来るようになりました。
そして、日に日に会社の近所まで来て・・・或る日のこと、会社に居着きました。

この頃、kontenten興業の猫社員は、おトラちゃんと白黒ママさん
おトラちゃんとは仲良しになりましたが、やはり同性のママさんとは・・・ダメ(><)
でも、何とかケンカもせず・・・巧く棲み分けをして生活が出来るようになりました。

ところが、その年（2012年）の梅雨の頃くらいから、三毛猫のお腹が大きくなり
６月には５匹の猫を、kontenten興業の工場の中で産んでしまいました。
今までの経験だと、授乳が終わった頃に工場内に置いて行くので、そしたら
保護すれば良いと思っていたら・・・なんと、数日後に１匹減り・・・４匹
そして、３匹・・・そして、２匹・・・仕方がないので、この時点で保護しました。
ただ、残った２匹中の１匹、茶色のブチ猫は栄養状態も良くなく、一晩看病ののち
保護したその日の内に亡くなりました。
そして、残った１匹が・・・三毛猫のミサです。

最初は、ミサに私が授乳をしましたが・・・何せ、３～５時間に一回の授乳
会社を昼で帰っての授乳・・・仕事になりません^^;Aｱｾｱｾ
そこで考えたのは・・・三毛猫ママを保護して、本来あるべきミサの保育
巧く保護できたのですが・・・捕獲器で保護したので、どうもトラウマになって
人間が・・・恐い＆怖い・・・仕方がないので、２匹ケージに入れて飼育しました。

ミサは、巧く外（kontenten家）の環境にも馴れたのですが、・・・ママさんの
ミケは、全然だめ・・・他の猫も苦手、人間も苦手になってしまいました(><)

そんなミケを見る度・・・ホントに保護をして良かったのか？と思ってしまいます。
確かに、彼女の性格上・・・ご飯を食べられて、安全でノンビリ生活が出来るのは
良いのかも知れませんが、絶対に運動不足・・・益々丸々になってきました。
そんな時・・・人間が良かろうと思った事と結果は大違いだって思います。

ホントのことは、猫に聞けば良いのでしょうが・・・。

さて、ミケ同様に人間に馴れない猫と申せば・・・こんな事が・・・

猫を保護しては、里親募集をされる方がみえまして・・・
保護したが、巧く里親さんが見付からぬ猫さんがいたと聞いて、早速
知り合いの社長さんにお伝えしたら・・・仲人成功・・・巧くご紹介を
させて頂く事が出来ました(^^)

そして、それから数年後のこと・・・またまた、里親さんが見付からない
おまけに・・・今度は出戻り２回・・・そこは私の出る番でしょうと思い
今度は、工業組合の理事会にパンフレットを作成して・・・宣伝して
幸い、理事長さんの奥様から連絡があり・・・婿入り決定＼(^O^)／

折角巧くいったので、里親を探されているから経緯を聞いたら・・・
最初の里親さん候補は、先住猫さんとの相性が良くなかった・・・から
二番目の候補の方は、候補の方に精神的に疾患があったからだそうです。

そして、紹介して暫くして・・・理事長さんから、こんな事を云われました。
『あの子、懐いてくれないみたい』・・・これは私にはショッキングな話

先住猫とか里親候補の方が精神的に疾患が？？？

いえいえ、ミケの件を経験してから・・・駄目な子は・・・駄目(w)
人間に懐かない子って、世の中に存在する事を実感しました。
・・・嘘をついてまで、里親探しをする輩・・・私にはその気持ちを
理解する事が出来なくなりました。
・・・そんな気持ちは猫には通じます・・・猫も理解出来るはずです。

理事長さん宅の猫さん、巧く育ってくれたら良いですが・・・。

誕生日を偽って新年会と云って誘って下さった件も
今までの里親さんに瑕疵があったって理由付けした件も
あまりにも自分勝手で我が侭ではないでしょうか・・・

でも、私には人間の身勝手さを知った有り難い事実です。