dark_kontenten’s diary

kontenten in dark side.

猫もぞれぞれ・・・その7

左膝前十字靱帯断裂のリハビリで歩いている散歩道の途中に
植木屋さんのお屋敷があります。
このお屋敷は、昔からの造りで周囲を防風林で覆われています。
この防風林の中に、どうも猫さんたちが数匹住み着いている様子
植木屋さんの若女将も、猫が好きみたいでご飯を与えています。

この近辺は、農村地帯で猫を放し飼いで飼うのが当たり前
おまけに昔からの飼い方なので、避妊もしていないみたいです。
なので、家で産めない猫たちや野良猫たちが、ここで産んで
離乳した頃に、このお屋敷に仔猫を置いて行ってしまうので
毎年、決まった時期には結構な数に増え、また自然淘汰され
以前はメンバーの入替も頻繁にあったそうです。

ただ、私が散歩を始めてからは、それほどメンバーの交代もなく
あんずちゃん、つなちゃん、じじちゃんの3匹がしばらくの間
この防風林から顔を出しておりました。
ある程度、決まったメンツが住んでいると他の猫たちも、この
防風林に入る事が難しくなるのかも知れません。

そんな或る日のこと・・・白黒柄のつなちゃんが倒れていました。
このお屋敷の難点は、裏に比較的交通量の多い市道があり
工業団地へ行く車や農家のトラック、土建屋のダンプが通ります。
たぶん、折角今まで巧く生活できた・・・つなちゃんも、魔が刺して
うっかり、轢かれてしまったようです。

つなちゃんには、子供が数匹おりました。
茶トラ柄1匹と同じ白黒柄の2匹・・・茶トラは、いつの間にか行方不明
白黒柄の男の子も、つなちゃんが轢かれる半年くらい前に轢かれ
残りは、白黒柄でつなちゃんそっくりな女の子だけ生き残りました。

交通事故や病気、その他のリスクから保護した方が安全ですし
お屋敷の方からは『この子、もらって』って云われた事もありますが
やっぱり、この子はこの子らしい一生を送って欲しいと思います。
例え短い猫の一生でも、ホントにその猫が欲しているモノを与えて
あげた方が、もしかして幸せなのかも知れないって思います。

我が家にも9匹の猫がおりますが・・・中でも、一番可愛がっている猫でも
1日何時間遊んであげているか考えると、思いっ切り遊んでも1時間
あとは、ご飯を食べて寝ているだけ・・・外猫も同じだと思います。
会った時にご飯をあげて、少し遊んであげて・・・それで十分
後は、自由に暮らし・・・後は、寝ているだけ・・・それが宜しいかと

そうそう、一匹じゃ可哀想って方もみえるかも知れませんが
他にいればいたで遊ぶのでしょうが、結構一匹でも・・・猫って
淋しくないのかも知れません・・・まっ、この辺も・・・今回またまた
猫もそれぞで・・・って事でオチが着きそうですが・・・^^;Aアセアセ

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